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小児歯科について
お子様の虫歯のことをどうお考えでしょうか? もしも、乳歯は生えかわるから、永久歯になってから気をつければいいとお思いでしたら、それは大きな間違いです。乳歯は永久歯より弱いので虫歯にかかりやすく、また、乳歯で虫歯になった歯は、永久歯になっても虫歯になりやすい傾向にあります。これは、虫歯菌が口腔内に潜んでいる細菌や子どものころからの「虫歯になりやすい生活習慣」が継続していることが原因とされています。
お子様が虫歯にならないための方法
小さなお子様のお口のトラブル予防には、保護者の方の日々の予防ケアと歯医者での専門的な予防処置、定期健診が欠かせません。熊本市南区の歯医者「医療法人 勝俐会 せきかつひろ歯科口腔クリニック」は、お子様の予防歯科にも注力しております。これからの人生、身体の健康のためには少しでも長くご自身の歯で食事できる環境が必要です。予防歯科に早すぎることはありませんので、ぜひ当クリニックへご来院ください。
歯みがき
歯を守るために毎日自分でできるケアといえば歯みがきですが、小さなお子様が正しく歯みがきをすることはとても難しいことです。しかし、ここでしっかりと習慣をつけておかないと、永久歯になってからお口のトラブルに悩まされることになりかねません。以下のようなポイントに気をつけて、正しい歯みがき習慣をつけましょう。
嫌がるからといって時間を短くしていませんか?
1 回の歯みがきの理想的な時間は5~10分です。少なくとも3分以上は時間をかけましょう。
歯ブラシを勢いよく大きく動かしているだけで、磨けていると思い込んでいませんか?
もしかしたら、磨き方が雑になっていることがあるかもしれません。歯のすき間やくぼみを意識して小刻みに歯ブラシを動かしましょう。
見える部分だけを磨いて満足していませんか?
前歯などの見えている部分だけでなく、奥歯や裏側も全体をくまなく磨きましょう。
食生活
健康な歯をつくるには、顎の発達が大きく関わってきます。しかし、近年は柔らかい食べ物が多く、しっかり噛んで食事する機会が減っています。そのため、現代の子どもたちは顎が小さくお口のトラブルを抱えることが多くなってきているのです。栄養バランスのとれたしっかりと噛める食事は、「健康な歯」と「丈夫な顎」をつくり出します。
おやつの選び方
小さなお子様は、食事の際、一度に多くの量を食べられないため、おやつは栄養補給に有効です。食べるものを上手に選んで、虫歯にならない環境を作ってあげましょう。
また、「だらだら食べ」をさせないことも大切です。お口の中に糖分のある時間が長ければ長いほど虫歯へのリスクも高まります。時間や分量を決めてすませるように注意しましょう。
歯や顎、身体のためによいおやつ | ・噛みごたえのあるもの ・糖分が抑えられているもの ・キシリトール配合のもの ・カルシウムの含有量が高いもの ・低カロリー、低脂肪のもの ・保存料、合成着色料などが無添加のもの |
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おやつに適した飲食物 | ・果物、サツマイモ、トウモロコシ、枝豆 ・牛乳、野菜ジュース、フルーツジュース、お茶、麦茶 |
歯医者に行く前のお子様との5つのお約束
初めて歯医者へ行くお子様には、「痛い」「怖い」といった先入観を持たれないような配慮が必要です。今後、虫歯などのトラブルが見つかっても通院を嫌がられてしまうと、治療が遅れてしまう事態を招きかねません。当クリニックでは、保護者の方にできる歯医者嫌いにならない5つのポイントをご提案します。
ポイント1 「歯医者」という言葉で脅さない |
例えばお子様がいたずらをしたり、言うことをきかなかった時の叱り文句に「歯医者に連れて行っちゃうよ」「歯医者さんはこわいぞー」といった使い方をしないように注意しましょう。歯医者さんは悪いことをした時の「罰」ではありません。 |
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ポイント2 歯医者に行く理由をきちんと説明する |
なぜ歯医者さんへ行かなくてはいけないのかを、丁寧に説明してあげてください。本人が納得したうえでご来院されると、聞き分けが違うので治療しやすくなります。 |
ポイント3 機嫌のよいタイミングで |
お子様のコンディションを見極め、機嫌のよいタイミングを選んでご予約いただくと治療がスムーズに進むでしょう。 |
ポイント4 保護者の方もリラックスする |
お子様は、保護者の方の緊張を敏感に察知します。大人自身が歯医者が苦手であっても、それを悟られないようリラックスしてご来院ください。 |
ポイント5 診療後はほめてあげる |
お子様が歯医者さんで経験した施術は、どんなことでも大げさなほどたくさんほめてあげてください。歯医者さんでの時間を乗り越えられたという成功体験が次の施術をスムーズにしてくれます。 |
お子様の歯医者について「何歳から連れていけばいいのかわからない」というご相談を受けます。当クリニックでは目安として、生後1歳半まではご家庭でのケアを、それ以降は歯医者でのケアも合わせてお受けいただくことをおすすめしています。もちろん決まりはありませんので、お子様のお口の状態で気になることがございましたら、いつでもご来院ください。
マタニティ歯科
女性は、妊娠すると女性ホルモンの増加などが原因で、歯周病になりやすい傾向があります。歯周病は重度になってしまうと、出産時の安全性にも大きく影響する怖い病気です。当クリニックでは、妊婦さんのために、生まれてくるお子様のために、ご出産前に歯科治療を受けいただくことをおすすめしています。
マタニティ歯科を受けるメリット
お子様の歯の健康を守る | 生まれたての赤ちゃんのお口には、虫歯菌はありません。虫歯菌を保有しているお母様や保護者の方の唾液を介して感染するのです。赤ちゃんと接触する前の妊娠期間中に、お母様の口腔内状態を良好にしておきましょう。 |
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安全な出産を促す | 妊娠すると女性ホルモンの増加により、歯周病にかかりやすくなる傾向があります。重度になると陣痛を引き起こすプロスタグランジンの産生を促進させるため、早産や低体重児出産を招く可能性があるのです。 |
ママの口腔内トラブルを改善する | 妊娠初期は、吐き気や嘔吐といったつわりの症状で歯みがきがつらいことがあります。みがき残しがあるとお口のトラブルに発展しますので、この時期に歯医者で健診を受け、早期発見・早期治療を心がけましょう。 |